雪の中、春を待つ
「伊予路に春を呼ぶ」ーーそう謳われる椿まつり、通称「椿さん」が始まりましたね。
今年もまた、開運縁起と暖かな春の訪れを願う
愛媛の人々の祈りが町を包みます。
しかしながら、現実は容赦なく……
立春を迎えたというのに、今季最強最長大寒波が襲来し、
私の住む町は一面の雪景色となりました。
降り積もる雪は、まるで冬が
最後の力を振り絞っているかのようです﹙´˙꒳˙﹚❄
外を歩けば、風は容赦なく肌を刺し、
足元はずっしりと重たく長靴の中まで雪まみれ……。
それでも、雪に覆われた町並みには独特の美しさがあります。
静寂に包まれた朝、陽の光が雪を煌めかせる瞬間、
踏みしめるたびに響く音。
そうしたものすべてが、
冬の終わりを感じさせる予兆のようにも感じます🌱
福は内、鬼は・・・?
先日は節分でありましたね。
季節の変わり目を迎えるこの日、
豆をまき、邪鬼を祓い、新しい春を迎える準備をします。
毎年当たり前のように行う行事も、
その理由を掘り下げると、興味深いものが多いです。
先日、Xで見かけたのですが、
埼玉県嵐山町(らんざんまち)にある、
古来より鬼を祀っているとされる鬼鎮神社(きぢんじんじゃ)では、
豆まきの際、「福は内、鬼は内、悪魔外」と唱えるといいます。
鬼を粗末に扱えない文化の中で、
それでも厄を祓うために何かを追い出したい、
そこから生み出された言葉、「悪魔外」。
地域ごとに息づく歴史や信仰が、
たった一言の掛け声にもにじみ出るのは面白いですよね。
ちなみに今年の節分、我が家では、
今期最強の大寒波が襲来するなか、
鬼を外へ追い出すのは、ちと酷だろうということで、
「鬼は外」は言いませんでした。
なんだか、吹雪の中で震える鬼を想像すると、
どうにも気の毒になってしまい。。(゚ー゚;A
私も別に鬼ではありませんので、せめてこの寒さが和らぐまでは、
家の中にいてもらうことも勘弁してあげても良いかな。なんちゃって(*´ω`)🌸
あ、それとお店の日記と、Xの方にも乗っけたのですが
この大寒波のなか迎えた立春を記念して、
AIで『節分のうた』を作ってみました🫘
どこかのスーパーマーケットで
流れていそうな雰囲気を目指してみました(笑)
うん、悪くない感じネ♪(´∀`)9 ビシッ!
令和7年の春
椿さんが始まると、なんとなく「もうすぐ春だ」とわくわくします。
とはいえ、現実には雪が降り積もり、まだしばらくは冬の名残が続くでしょう。。
それでも、この春を待つ時間もまた、季節の醍醐味!
今年も桜が咲く頃には、節分のうたでも取り上げた鬼北町にでも。🚗💨
道の駅、森の三角ぼうしにある、全長5mの海洋堂の巨大フィギュア、
ゴッツイ「鬼王丸」と「柚鬼媛(ゆきひめ)」の包容力ある大きなお尻を
眺めに行きたいものでございます🌸
さて、大寒波の中、鬼を追い出さずに迎えた春は、
果たしてどんな表情を見せてくれるのでしょう。
ぼちぼちと、気長にゆっくり、
春を迎える準備をいたしましょうか。🌱🦜